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梅雨時期に注意したい「気象病」とは?なりやすい人の特徴や対策方法を紹介!

date:2025/06/02

梅雨時期に注意したい「気象病」とは?なりやすい人の特徴や対策方法を紹介!

「梅雨時期はなんだか不調の日が多い……」という方はいらっしゃいませんか?
もしかしたら、不調の原因は気象病かもしれません。この記事では、気象病の症状や原因、なりやすい人の特徴について紹介するとともに、対策方法をご紹介します。

■気象病になりやすい人の特徴

気象病は、気候の変化が原因で起こる体調不良の総称で、正式な病名ではありません。悪天候の前日や当日に、頭痛・めまい・疲労感・気持ちの落ち込み・吐き気など、さまざまな症状が現れるのが特徴です。

主な原因は、内耳(耳の一番奥)にある神経が、気圧や気温などの変化を過敏に感じ取り、その情報が脳に伝わることで自律神経の乱れにつながり、さまざまな体調不良を招くと考えられています。
また、内耳にある神経は、乗り物酔いやPMS(月経前症候群)、更年期障害などを起因とする体調不良にも関わるとされており、これらの症状が出やすい方は、気象病の症状が表れやすいと言われています。

加えて、運動不足や姿勢の悪さ、エアコンによる冷えなどは、血流の悪化を招くと同時に、内耳にある神経の働きを低下させやすくなります。とくに筋肉量が少ない女性は男性よりも血流が悪化しやすく、気象病になりやすい傾向があります。

■天気予報を見ながら早めの対策を

気象病対策の基本は、規則正しい生活習慣を心がけ、自律神経を整えることです。
まずは、栄養バランスの良い食事、入浴によるリラックス、質の良い睡眠や適度な運動などを心がけてみてください。

また、天気予報チェックして、気圧や天候の変化がありそうなときは、早めに対策するのがおすすめです。たとえば、事前に耳を引っ張りながら回すマッサージをしておく、ホットタオルを耳の後ろにあてておくといった対策を行えば、内耳の血行を改善し、自律神経への悪影響を軽減させることができます。
デスクワークの方は、血行が悪くなりやすいため、タオルを使った以下の体操もおすすめです。

1.タオルの両端を持って、首の後ろから斜め前へ引っ張り上げる
2.目線をあげて、タオルに首をゆだねて、10秒間深呼吸
3.そのまま、あごをゆっくり10回上下させる

こうした対策は、気候の変化による影響が出る前に行うのがポイントです。天気や気圧の変化をお知らせしてくれるアプリを使って、対策するのも良いでしょう。

■まとめ

今回は、梅雨時期に注意したい気象病について解説しました。
「もしかしたら気象病かも」という方は、痛みや体調不良を感じた日に記録をつけておくと、自身が気象の影響を受けるタイミングや状況を客観的に知ることができ、対策を立てやすくなります。今回ご紹介した情報も参考に対策を行い、気象病を予防しましょう。

【美容ライター】 富永ゆう

キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。