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date:2025/04/02
暖かく気持ち良い春の日差しも、お肌の老化を招く原因のひとつである「紫外線」です。ケアを怠ってしまうと、シワやたるみにつながってしまうことも。
そこで今回は、春から注意したい「光老化」のメカニズムとおすすめのスキンケアをご紹介します。春からしっかり紫外線対策を行い、自慢できる美肌を作っていきましょう。
光老化とは、加齢とともに生じる生理的な老化とは異なり、紫外線ダメージにより肌のハリが失われ、シワやたるみが現れることです。
紫外線は波長の違いによって「UVA」、「UVB」、「UVC」の3種類に大別されますが、このうちUVCは、オゾン層によって吸収されるため、お肌への悪影響を心配する必要はありません。
紫外線で注意したいのは、UVAとUVBです、とくにUVAはUVBにくらべて光の波長が長く、表皮の奥にある真皮層まで到達します。真皮層では、コラーゲンやエラスチンを維持することで肌のハリを支えていますが、UVAはこれらを壊したり、変形させたりするため、シワ・たるみの原因となってしまうのです。
UVAは3月ごろから少しずつ強さを増し、5~7月ごろにピークを迎えるため、しっかりと対策する必要があります。また、UVAは曇りの日でも、晴れの日の60%前後が降り注ぐほか、約80%は窓ガラスを貫通して届くため油断は禁物です。
「まだそんなに日差しがきつくないし」と対策を怠っていると、知らず知らずのうちに紫外線ダメージが蓄積し、老け見えの原因になりかねません。春の日差しを感じ始めたら、光老化の対策を強化していきましょう。
光老化の対策は、日傘や帽子、日焼け止めなど、基本の紫外線対策の徹底が大切です。とくに、UVAから肌を守りたい場合には日焼け止めに書いてある表示を確認し、PA+の「+」が多い日焼け止めを選びましょう。
日焼け止めを塗るときは、鼻や頬、額や顎など、光のあたりやすい場所に適量を乗せてから、顔の外側へ塗り広げていきます。化粧直しもかねて2~3時間に1回、塗り直すのがおすすめです。
また、UVAとUVBは、午前11時~午後13時ごろに照射ピークを迎えるとされているので、正午前後の外出を控えることも対策になるでしょう。
加えて、日頃の食事からも紫外線対策が可能です。とくに意識したいのは、メラニンの還元作用が期待できるビタミンCや、紫外線の影響からお肌を守るビタミンA・C・E、抗酸化とメラニン抑制の働きが期待できるエラグ酸などです。紫外線が気になる時期は、意識的に緑黄色野菜やフルーツを取り入れ、体の中からも紫外線対策を強化していきましょう。
今回は、春から注意したい光老化と紫外線対策のポイントについて紹介しました。
春の気持ち良い日差しも、無防備に浴びてしまうとお肌へのダメージになってしまうことがあります。
光老化を防ぐためにも、今回ご紹介したポイントを参考に紫外線対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。