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顔の汗を抑えたい!汗の役割や仕組み、顔の汗対策を紹介!

date:2024/07/01

顔の汗を抑えたい!汗の役割や仕組み、顔の汗対策を紹介!

気温も湿度も高くなる夏は、汗が気になる季節ですよね。とくに顔に汗をかくとメイク崩れにもつながるため、悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、汗の役割や汗をかく理由とともに、手軽に行える顔の汗対策をご紹介します。汗と上手に付き合いながら、爽やかに夏を乗り切りましょう。

■汗の役割

私たちがかく汗の主な役割は、「体温を下げること」です。
体温が上昇するとその情報が脳に伝わり、体温調節をつかさどる視床下部から、体内の汗腺(汗が出る場所)に刺激物質が分泌されます。汗腺にある受容体が、この刺激物質を受け取ると汗腺から汗が出る仕組みです。

肌の表面に汗が出ると、「気化熱(気体になるときに、周囲から熱を吸収していく)」という仕組みによって体を冷やします。加えて、肌のうるおいキープや老廃物の排除なども汗の役割です。

■汗をかく仕組みは?

汗腺には、「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」の2種類があります。エクリン汗腺は体中にある汗腺で、顔や頭部にも存在します。主に体温調節のために汗を分泌する汗腺であり、エクリン汗腺から分泌される汗はサラッとしていて臭いもほとんどないのが特徴です。
一方の、アポクリン汗腺は体のなかの限られた部位に存在する汗腺で、とくに脇の下などに集中しています。もともとは異性を惹きつけるためのフェロモンの役割を担っていたと考えられており、少し白く濁った色の粘り気のある汗が分泌されます。

また、汗にもいくつかの種類があり、体温が上がったときに体を冷やすための「温熱性発汗」や、緊張やストレスを感じたときの「精神性発汗」に加え、辛いものを食べたときなどにかく「味覚性発汗」があります。
こうした条件下で汗が出るのは自然なことですが、顔の汗があまりにも多いと感じる場合は、多汗症(頭部多汗症・顔面多汗症)かもしれません。

多汗症の原因は、運動不足によって適切な場所に汗がかけなくなっていることや、生活習慣による自律神経の乱れのほか、なんらかの疾患や薬の副作用なども考えられます。

■手軽にできる顔の汗対策

適切な場所に適切な量の汗をかくためには、適度な運動、栄養バランスの良い食事、質の良い睡眠が大切です。偏った生活習慣や食生活を見直し、寝不足やストレスを避け、リラックスする習慣を意識してみましょう。

適度な運動や入浴などは、体全体で汗をかく習慣になるため、本来体から出る汗が顔に集中して出るのを避けられるかもしれません。また、汗をかいたときは、手軽に押せる以下のような手のツボを刺激しながらリラックスするのもおすすめです。

後谿(こうけい)…小指の付け根あたり、拳を握ったときに皮膚が飛び出る部分
陰げき(いんげき)…小指側の手首の付け根にある骨、豆状骨から下に1.5cmほどのくぼみ
合谷(ごうごく)…人さし指と親指の骨が合わさる部分の、やや人さし指よりにあるくぼみ

汗がすぐに止まるわけではありませんが、深呼吸しながらツボを押せば、リラックスした気分になり、ストレスを感じて余計に汗をかいてしまうことを防げます。

■まとめ

汗にはさまざまな役割があり、適切な量の汗をかくことはとても大切です。体の他の場所にくらべて、顔にたくさんの汗をかくときは、生活習慣を見直してみてください。適度に汗をかく習慣を心掛け、良い汗を流して暑い季節を爽やかに過ごしましょう。

【美容ライター】 富永ゆう

キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。