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date:2024/08/01
寝苦しい夏の熱帯夜は、寝室の温度・湿度調整と同時に、体を冷やしすぎないことも大切です。そこで今回は、夏の暑い夜に快適な睡眠を手に入れるための方法をご紹介します。エアコンや寝具を上手に使いながら、気持ちよく眠れる環境を作りましょう。
人の体は、皮膚の表面から熱を放出し、深部体温が下がるときに眠気を感じるようにできています。しかし、室内の温度や湿度が高い熱帯夜は、皮膚から熱が逃げにくいため、深部体温もなかなか下がりません。すると人は、寝苦しい、眠りにくいと感じます。
室温や湿度を調整し、皮膚の表面から熱が逃げるようにすれば、深部体温が下がり、心地よく眠ることができるでしょう。しかし、室温が低すぎると、今度は手足の血管が熱を逃がさないように収縮してしまいます。すると、手足からの放熱が妨げられ、逆に眠りにくくなってしまうのです。つまり、夏の快眠を手に入れるためには、睡眠にちょうど良い室温・湿度に調節することが大切です。
快適に眠れる環境の目安は、室温26℃~28℃、湿度50%~60%程度だと言われています。眠る直前にエアコンを稼働させると、しばらく眠りにくい状態になりかねません。寝室に入って眠りにつく30分前にエアコンのスイッチを入れておくと、気持ちよく入眠できるでしょう。
また、夏は壁や天井、カーテンなどにも熱がこもっていることも。扇風機やサーキュレーターなども併用し、エアコンの風を部屋全体に回しておくとよいでしょう。遮光カーテンも、太陽の熱を遮って室温を上がりにくくするため、電気代の節約にもつながります。
睡眠中は、少し緩やかな温度設定(26℃~28℃)にするか、もしくは除湿設定にして、一晩中稼働させておくのがおすすめです。ただし、男女は筋肉量の違いから、暑さの感じ方が違てくるため、ご夫婦やパートナーで同じ寝室を使っている場合は、暑いと感じる人に合わせつつ、寝具や寝間着で調整してみてください。
エアコンが苦手で、一晩中稼働させておきたくない場合は、冷却枕を使って頭部を冷やしておくとよいでしょう。ただし、首を冷やしすぎると血行が妨げられ、肩こりの原因にもなってしまいます。冷却枕が冷たいと感じるときは、タオルを巻くなどして調節してみてください。
また、敷くタイプの除湿パッドは、体の下やシーツの下に空気の通り道を作り、熱がこもりにくくして、快適な睡眠を助けます。加えて、夏は下着や半袖・半ズボンなどで寝るという方も多いと思いますが、かいた汗を効率よく蒸発させるためには、吸水・撥水機能に優れた、長袖長ズボンのパジャマがおすすめです。
夏は暑すぎても冷えすぎても眠りにくくなります。エアコンを賢く使って、睡眠に最適な室温・湿度に調節してみてください。気持ちよく入眠できれば、翌朝の目覚めもよく、1日元気に過ごせるでしょう。
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。