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12月13日は「ビタミンの日」!ビタミンにまつわる豆知識や上手に摂取するコツを紹介!

date:2022/12/02

12月13日は「ビタミンの日」!ビタミンにまつわる豆知識や上手に摂取するコツを紹介!

突然ですが、12月13日が何の日かご存じですか?
じつは、12月13日は「ビタミンの日」とされています。
そこで今回は、ビタミンの基礎知識や意外と知らない豆知識を紹介するとともに、ビタミンを上手に摂取するためのポイントを解説します。

〇ビタミンの基礎知識・豆知識

美容と健康に欠かせない栄養素として今や世界中で知られているビタミンですが、ビタミンを最初に発見した人物は、じつは日本人!農芸化学者である鈴木梅太郎さんです。
鈴木博士は、1910年12月13日、米ぬかのなかに脚気(かっけ)を予防する成分(現在のビタミンB1)を抽出し、「オリザニン(当初は仮名としてアベリ酸と命名)」と名付け、東京化学会の例会で発表しました。
その翌年、ポーランドの科学者であるフンク氏が同じ栄養成分を発見し、「ビタミン」と名付けて国際学会で発表したことで、「ビタミン」として世界中に知られています。
日本においては、鈴木博士がオリザニン(ビタミン)を発表した12月13日は「ビタミンの日」とされています。

そんなビタミンですが、現在では13種類のビタミンが発見されており、それぞれ役割が異なります。
どのビタミンも、正常な体の機能を保つために必要な有機化合物なので、食品から摂る必要があります。そのため、どの食品にどのビタミンが多く含まれているかを知っておくと便利です。

たとえば、美肌に欠かせない「ビタミンC」といえば、レモン(100gあたり100mg)を連想する方も多いでしょう。じつは、ビタミンCは野菜のパプリカから発見された成分です。ちなみに、同容量でビタミンCをもっとも多く含んでいるのは、熱帯アメリカが原産のグァバ(100gあたり220mg)というフルーツとされています。

〇ビタミンを上手に摂取するには?

ビタミンには、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。
ビタミンB群(B1、B2、B6、ナイアシン、葉酸、ビオチンなど)やビタミンCなどの水溶性ビタミンは、血液や体液に溶け込み、余分は体外に排出されるのが特徴です。一度にたくさん摂取できないので、少量を定期的に摂取するのがポイントです。

一方、ビタミンA・D・E・Kなどは脂溶性ビタミンで水に溶けません。脂肪細胞や肝臓に蓄えられ、さまざまな身体機能を正常に保つ役割があります。脂溶性ビタミンは体外に排出されにくい反面、摂りすぎは食欲不振や悪心、下痢や嘔吐といった過剰症を引き起こす可能性があるため、サプリメントなどで摂取する場合は注意が必要です。

逆に、ビタミン不足にも要注意。ビタミンが不足すると、以下のようにさまざまな悪影響が起こるため注意しておきましょう。

・ビタミンB1不足…脚気(倦怠感、食欲不振、手足のしびれ・むくみなどの症状)
・ビタミンC不足…壊血病(出血や貧血)
・ビタミンA不足…夜盲症(暗いところが見えにくい)
・ビタミンD不足…くる病・骨軟化症
など

現代の一般的な食生活でビタミン欠乏症になることはほとんどありませんが、高齢になって食が細くなったり、食事制限による無理なダイエットをしたりすると、ビタミンが不足しがちになるので注意しておきましょう。

- おわりに -

今回は、「ビタミンの日」にちなんで、ビタミンの基礎知識や豆知識、上手に摂取するためのポイントを紹介してきました。
ビタミンは美容や健康に欠かせない栄養素であり、食品から摂取することが大切です。
今回ご紹介した情報も参考に、ビタミンに注目した食生活を送ってみてはいかがでしょうか。

【美容ライター】 富永ゆう

キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。