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date:2024/01/05
寒い季節はお風呂や洗い物で、熱いお湯をよく使いますよね。
しかし、その熱いお湯が冬場の乾燥肌や手荒れを招く原因になっているかもしれません。
そこで今回は、冬場のお悩みで多い乾燥肌の原因と対策に加え、おすすめの保湿ケアについてご紹介します。
寒い季節のお風呂や水仕事では、熱いお湯を使う機会が増えます。
しかし、使う頻度や時間が長くなると、乾燥肌の原因になることもあるため注意が必要です。肌の水分は、皮膚の角質層で、天然保湿因子や角質細胞間脂質、皮脂膜などによりキープされています。
乾燥肌は、この角質層でキープされている水分が失われている状態です。お湯によって皮膚が温まって熱が放出されると、キープされている水分が一緒に逃げ、お湯を使った水仕事の後やお風呂上りは、乾燥肌を招きやすい状態になってしまうのです。
また、温度のほか、入浴や水仕事で水分に触れている時間が長いと乾燥の原因になります。長時間お湯に触れていると、水を含んだ角質層が飽和状態(ぶよぶよした状態)になり、天然保湿因子や角質細胞間脂質が流れ出てしまい、水分のキープが難しくなってしまいます。
乾燥肌のリスクは、お湯の温度が高ければ高いほど、濡れている時間が長ければ長いほど高くなりますので、給湯器の設定温度や、冬場の入浴時間には注意が必要です。加えて、入浴時に体や顔をゴシゴシ洗う行為や、洗浄力の強い石けんや洗剤を使うことも、うるおいキープに必要な皮脂を洗い流し、乾燥肌になるリスクを高めてしまいます。
洗い物や水仕事、洗剤を使って掃除をする際は、手袋の着用がおすすめです。ただし、長時間手袋をしていると中が蒸れやすくなり、場合によっては、手袋に含まれる成分によりアレルギー症状を引き起こすこともあります。
手と手袋の中を乾燥させる休憩時間を作ったり、ベビーパウダーなどを使用したりして賢く使っていきましょう。また、手袋を使った後は手を洗い、ハンドクリームなどで保湿ケアするのがおすすめです。
そして、水仕事もお風呂も、高すぎる温度はNGです。寒い冬場であっても、浴槽のお湯は40℃以下に設定するのがおすすめです。保湿成分の含まれている入浴剤を使って入浴すると、体も温まりやすくお風呂の後もうるおいを保ちやすくなります。
また、入浴後は早めの保湿ケアを心がけましょう。化粧水、ボディオイル、クリーム、乳液など、使いやすいものや肌に合うものを選ぶのがポイントです。このときも、強く叩いたり、ゴシゴシ塗ったりせず、優しく肌に馴染ませていきましょう。
加えて、室内の温度・湿度の調整もポイントです。加湿器などを使いつつ、室温18~25℃、湿度40~60%を目安に調整してみてください。
寒い季節は外気も室内も乾燥しているため、熱いお湯を長時間使用していると、肌はどんどん乾燥していきます。
肌トラブルを避けるためにも、使用するお湯を適温に調整し、保湿ケアも忘れず行っていきましょう。
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。