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date:2023/11/01
気温が下がってくると湿度も低下し、空気が乾燥します。
そんな季節に気を付けたいのが細菌やウイルスによる感染症です。
そこで今回は、免疫力をアップさせる食事について解説します。病気に負けない体作りをしたい方は、毎日の食生活から見直してみましょう。
免疫とは、私たちの体に備わっている防衛システムのことです。
私たちは、普段生活している中で、さまざまな細菌やウイルスなどに晒されています。
このとき、免疫力が高ければ、体に害を及ぼすものをしっかり監視・撃退してくれるので、健康を維持しやすくなります。
反対に、免疫力が低くなると、防衛システムの働きも鈍くなり、風邪やインフルエンザ、コロナウイルスといった感染症に弱くなります。また、アレルギー症状や下痢、体のだるさや疲れといった体調不良も感じやすくなるでしょう。
免疫力を高めるポイントは、腸内環境と体温(平熱)にあります。免疫物質の約7割は腸内にあるといわれており、腸内環境が良好であれば、善玉菌が増え、食べ物などに付着しているウイルスや細菌に対抗してくれるでしょう。また、理想的な体温(36.5℃前後)をキープできていれば、免疫物質を活発にすることができます。
免疫力は、普段の食材選び・食生活の工夫などでも高めることができます。
免疫力を高めてくれる栄養素のひとつが、免疫物質の材料となるたんぱく質です。
肉・魚・大豆といった食品を、バランスよく摂取していきましょう。とくに、魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPAエイコサペンタエン酸といったオメガ脂肪酸が含まれており、これらの栄養素には免疫力を調整する機能があると言われています。
また、キノコや根菜に含まれる食物繊維は腸内環境を整え、善玉菌を増やす働きがあるので、免疫力アップにおすすめです。
根菜のなかでも、ニンジンやカボチャに含まれるβカロテンには、粘膜の免疫力を高める働きが期待できるため、積極的にメニューに取り入れてみてください。
加えて、納豆やヨーグルトといった発酵食品も免疫力を高める効果が期待できます。睡眠中に腸内で善玉菌を増やしてくれるので、朝食時よりも、夕食時の摂取がおすすめです。
そのほか、生活習慣としては、お酒を飲むときには同量のお水を飲むようにしたり、適度な運動で血行を改善したりすることも、免疫力アップにつながります。
適切な水分補給(1日当たり1.3リットルが目安)と、適度な運動、入浴などによって良好な体温と血流をキープし、質の良い睡眠につなげていきましょう。
食事内容の偏りや体の冷え、ストレスなどにより、免疫力が、知らず知らずのうちに低下していることも少なくありません。
ちょっとした体調不良を感じるときや、大切な用事が近づいているとき、風邪やインフルエンザが流行しているときなどは、とくに食事内容や生活習慣を見直して、免疫力アップに取り組んでいきましょう。
キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。