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クーラー病(冷房病)の症状とは?今すぐできる対策&健康的な夏の過ごし方

date:2023/08/01

クーラー病(冷房病)の症状とは?今すぐできる対策&健康的な夏の過ごし方

暑い季節は熱中症対策が欠かせません。
熱中症を予防するために屋内ではクーラー(冷房)をかけている方も多いと思いますが、体の冷やしすぎも体調不良につながります。
そこでこの記事では、夏に気を付けたいクーラー病(冷房病)の症状と原因に加え、健康的なエアコンの使い方をご紹介します。

〇クーラー病(冷房病)の症状

クーラー病(冷房病)とは、エアコンで体が冷えることで起きるさまざまな体調不良のことです。
クーラー病の症状には、以下のようなものがあります。

・風邪のような症状
エアコンの使用により空気が乾燥すると、鼻水・咳・のどの粘膜が乾燥し、免疫力が低下。免疫力が低下すると、ウイルスに弱くなり、咳・鼻水・のどの痛みといった風邪のような体調不良を感じることがあります。

・食欲不振、腹痛、下痢
低い室温で冷えた体が、温度の高い外気にさらされると、温度差によって自律神経が乱れやすくなります。自律神経の乱れは胃腸機能の低下につながる恐れがあり、食欲不振や腹痛、下痢などに悩まされるかもしれません。

・肩こり、腰痛、生理の乱れ
体の冷えは、血流の悪化を招きます。血流の悪化は、肩こりや腰痛を招くだけでなく、女性であれば生理に影響が出ることも。夏にこうした症状が出やすい方は、エアコンで体が冷えやすい環境にいないかどうかをチェックしてみましょう。

・体のだるさや不眠
熱中症に心当たりがないのに体がだるかったり、寝室が熱帯夜にならないようにエアコンを使って温度を下げているのになかなか眠れなかったりする場合は、体が冷えているのかもしれません。体のだるさや不眠も、自律神経の乱れによって引き起こされることがあります。

〇クーラー病(冷房病)の対策とエアコンの使い方

次は、クーラー病(冷房病)の対策とエアコンの使い方についてみていきましょう。

暑い季節を元気に過ごすためには、必要以上に体を冷やさないことが大切です。
エアコンで体が冷えている時間が多いようなら、血流をよくすることを意識してみましょう。

エアコンの温度設定を室温28℃にして湿度を40%~60%に保つと、省エネかつ健康的に過ごせると言われています。
また、夏は冷たいものを食べたり飲んだりしがちです。体が温まる食事や飲み物で、胃腸の調子を整えてみてください。肌の露出が多い服装を控えることも冷え防止に効果的です。

加えて、適度な運動や入浴する習慣をつければ、程よく汗をかき、自律神経を整えやすくなります。暑すぎない時間帯に適度な運動をすればストレス解消にもなり、ぬるめのお湯でゆっくり入浴すれば、心もリラックスできるでしょう。

- おわりに -

今回は、夏に注意したクーラー病(冷房病)について解説してきました。
夏の日差しの中歩いて家に帰ると、エアコンの温度を大幅に下げたくなりますが、エアコンの温度設定は下げすぎないよう注意が必要です。
また、食べものや飲みもの、服装などが体の冷えにつながっていないかもチェックしてみてください。
適度な運動や入浴でストレスを上手に解消しながら、暑い季節を爽やかに乗り切りましょう。

【美容ライター】 富永ゆう

キレイになれる情報を求めて日々情報収集を行い、そのネタを美容コラムとして発信中。併せて、30代になってから結婚した経験をもとに、恋愛に関する体験談も執筆している。