ベーコンとアスパラガスの旨味が染み込んだアスパラとベーコンのピラフ。バターが香り食欲をそそります。春は過ごしやすくなってきますが、日々の寒暖差や気圧の変動により身体が疲れやすくなる時期でもあります。こんな時期には、疲労回復作用のある栄養を摂取することがおすすめ。アスパラガスには
アスパラギン酸と呼ばれるアミノ酸が含まれ、体内でエネルギーの産生をサポートする働きを持ちます。また豚肉からできるベーコンは
ビタミンB1が含まれ糖質をエネルギーに変換し疲労回復効果が見込めます。さらに万能おだしに含まれる舞茸のファイトケミカル、
βグルカンは免疫をサポートするため、疲れにくく強い身体づくりをします。栄養満点な料理で疲れにくい身体づくりをしてみてはいかがでしょうか。
長寿乃里・管理栄養士 大森
【材料】(2人分)
・生米(洗わない)...225g(1.5合)
・アスパラガス...80g
・玉ねぎ...50g
・ベーコン...30g
・有塩バター...25g
・塩...1.5g
・熱湯...235ml
・〇ごと万能おだし...大さじ1
(仕上げ用)
・有塩バター...10g
・塩胡椒...適量
・ドライパセリ...お好みで
【つくり方】
1.
アスパラガスは真ん中から下の部分の皮をピーラーで剥き、根元から2cm程度を切り落とす。はかま(三角の部分)を削ぎ落としたら、幅1cm程度の小口切りにする。穂先は少し大きめに切るとバラバラになりにくい。
2.
ベーコンは幅1cmの短冊切りに、玉ねぎはみじん切りにする。
3.
フライパンにバターを入れて中火にかけ、アスパラガス、玉ねぎ、ベーコンを加えて炒め塩を振る。玉ねぎが透き通ってきたら米を加えて2分、バターが米によく馴染むように炒め合せる。
4.
熱湯、〇ごと万能おだしを加えてひと混ぜしたら、ふたをして弱火で15分炊く。
※熱湯、〇ごと万能おだしを加えた際に、沸騰していなければ沸騰させてからふたをする。
5.
火を止めて(仕上げ用)の有塩バターを加えたら再びふたをして5分蒸らす。
6.
塩胡椒で味を整え、全体をざっと混ぜたら器に盛り付ける。お好みでドライパセリを添える。
【ポイントメモ】
・お米は生米を洗わずに使用します。洗ったものを使用したい場合は十分に水気をきって乾かしてから使用しましょう。また、無洗米を使用してもOKです。
・胡椒は黒胡椒がアクセントになっておすすめです。