プチプチとした食感に鶏肉の旨味がぎゅっと詰まった松風焼きは、おせち料理の一つ。表だけ松の実を付けるため、“裏がない正直な人間になりますように”という意味も込められています。主な材料の鶏ひき肉は、低脂質で高たんぱくの栄養価が高い食材。消化吸収に優れており、疲れた体を癒したり体力の回復など滋養食としても最適です。また、
ビタミンAも豊富に含まれ皮膚を正常に保つ働きもあり、肌の乾燥が気になる方にもおすすめです。
冬場は、身体を温めようとより多くのエネルギーを必要とします。いつもに増して栄養価の高い食事を心がけ、元気に来年を迎えましょう。
長寿乃里・管理栄養士 大森
【材料】(2人前)
・鶏肉(むね肉)ひき肉…200g
・玉ねぎ…1/2個
・松の実…20g
・卵…1/2個
・オリーブ油…適量
・七彩べじぶろす…小さじ2
・豆味噌…小さじ1
・メイプルシロップ…適量
・けしの実…適量
【つくり方】
1.玉ねぎはみじん切りする。フライパンに油をいれて、玉ねぎを炒める。
2.ボウルにひき肉、1.と卵、松の実、七彩べじぶろす、豆味噌をいれてよく混ぜる。
3.流し缶に油をぬり、生地を詰めて、160℃オーブンで25分焼く。
4.表面にメイプルシロップを塗り、けしの実をふりかける。冷めてから切り分ける。