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食材コラボイベント 2018.07/20 Beauty Oil Kitchen[宮前真樹]×美穀[持田怜美] 第2回イベント報告レポート

食材コラボ試食イベントを開催しました

1日限りの特別イベントで健康美容を目指した料理を提案

有機オリーブオイルなどさまざまなオイルを取り扱う「味とサイエンス」と「長寿の里」で、2018年6月19日、表参道にある「Café Restaurant M.Nature(エムナチュール)」にて食材コラボ試食イベントを開催しました!
味わいの異なる数種類のコールドプレスオイルと、この日のために特別にブレンドしたデトッ穀「美穀」の組み合わせで、健康美容を目指したメニューを開発。約100名のインフルエンサーに試食していただきました。
ここでは、試食メニューを監修した美養サラダ研究家・宮前真樹さんと、「美穀」のブレンドを手がけた雑穀クリエーター・持田怜美先生のビューティートークの模様を全3回の連載企画でお届けします。

- beauty talk start -

【第2回】美養サラダ研究家・宮前真樹さんが教えるオイルの基本

持田怜美先生(以下、持田先生):
今日の試食メニューでも使われているように、オリーブオイルのほかマカダミアナッツオイル、アルガンオイル、フラックスシードオイルなど、大きなスーパーへ行くとたくさんのオイルが並ぶようになりました。どのように選ぶのが良いでしょうか?

宮前真樹さん(以下、宮前さん):
そうですね、オリーブオイルだけでもかなりの種類があるので、何を基準に選べば良いのかと迷われますよね。簡単な目安としては、遮光瓶に入っているものが良いです。

持田先生:
黒や緑色の瓶に入っているものですね。オイルも雑穀と同じで、直射日光に当たると劣化(酸化)してしまうんですね。

宮前さん:
そうなんです。それに、オイルはコンロの隣やシンクの下などに収納している方が多いと思いますが、高温で湿度のある環境は避けたいですね。特に今日も使っているフラックスシードオイルは加熱すると成分が壊れてしまう繊細なオイル。開封後は冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

持田先生:
オイルを冷蔵庫に!?と驚きますが、ドレッシングのイメージで扱うとわかりやすいかもしれませんね。

宮前さん:
さらに踏み込むと、低温圧搾といわれる火を入れずに絞っているものを選ばれると良いと思います。また裏面もチェックして、有機(オーガニック)のマークが入っているものだと安心ですね。その上で、好みの味のものを探してみてください。

持田先生:
オリーブオイルは使い慣れてきましたが、フラックスシードオイルなど味に個性のあるオイルを使うのは難しそうな気がします。どのように取り入れると良いですか?

宮前さん:
フラックスシードオイルはオメガ3(オメガ3脂肪酸)が豊富で加熱に向かないので、仕上げオイルとして料理に回しかけて楽しんでいます。ちょっとクセがあって苦味もあるので、何かで味をごまかそうとするよりは、パセリやゴマなど食材そのものに苦味のあるものと合わせると、おいしくいただける気がしています。マヨネーズや麺つゆなど、調味料にプラスするのもおすすめですね。

持田先生:
既存の調味料と合わせるのは手軽で良いですね。

宮前さん:
少しずつでも取り入れていくと良い成分だと思いますので、まずは簡単なアレンジから始めてみていただきたいですね。オイルは開封したときから劣化(酸化)が始まります。良いオイルこそ、できるだけ小さい瓶のものを買って、早めに使い切ることがポイントですね。
最終回の次回は、イベントに参加してくださった方からの質問にもお答えしたいと思います。