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たかきび

イネ科モロコシ属

産地…徳島県、岩手県、山梨県

特徴

日本へはコウリャンと呼ばれる品種が14世紀頃には渡来していたといわれています。
一年生草本で、もろこし属には多くの種類があり、栽培種はもろこしを代表として31種類ほどあります。
使用用途の豊富な雑穀で、実を粉にして主食とするほか、穂は箒に、茎は資料や壁材、燃料に利用でき、さらには糖蜜も摂取できます。
日本で食用とされているのはもち種で、形状はコロンとしていています。
表面はクリーム色と赤褐色のツートンカラーで、この赤褐色部分にポリフェノール色素を含んでいます。
岩手ではタカキビで作ったへっちょこだんごが郷土料理として認定されています。

精白米と比較したときの豊富な栄養素

  • 栄養素(100g中)
    1. エネルギー 364kcal
    2. 炭水化物 74.1g
    3. たんぱく質 9.5g
    4. 脂質 2.6g
    5. 水溶性食物繊維 0.4g
    6. 不溶性食物繊維 4.0g

味の特徴

ミートミレットと呼ばれるように、加熱するとひき肉のような弾力のある食感になります。若干のえぐみがあるのが特徴です。

たかきび-味の特徴チャート-