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ひえ

イネ科ヒエ属

産地…岩手県、秋田県

特徴

日本にはあわと並んでイネの伝来以前の日本最古の穀物であったといわれています。
名前は「ひえ」に耐えることに由来しているといわれる程寒さに強く、救荒作物としても利用されてきました。
一年生草本で日本国内においてひえはその地域環境に適した在来種が文化しており、100種類程度あったのではないかといわれています。
自然界のひえはうるち種のみですが、もち種のひえが栽培され始めています。
昔は、漬物や梅干しをおかずにひえけえ(ひえがゆ)にして食べたり、身体を温めるためにおかいさんとして食べられていました。

精白米と比較したときの豊富な栄養素

  • 栄養素(100g中)
    1. エネルギー 367kcal
    2. 炭水化物 72.4g
    3. たんぱく質 9.7g
    4. 脂質 3.7g
    5. 水溶性食物繊維 0.4g
    6. 不溶性食物繊維 3.0g
その他 ・ビタミンB1、ビタミンB6、ナイアシンを多く含む
・ポリフェノール(カテキン)

味の特徴

クセのない味わいであるが、うるち種なので、冷めるとパサパサしやすいため調理の工夫が必要です。

ひえ-味の特徴チャート-