お米にうるち米ともち米があるように、「もち麦」はもち性の大麦のことを指します。
もち麦は穀類の中でも食物繊維の含有率が高く、特に大麦と比較して水溶性の食物繊維(β‐グルカン)が多く含まれており、その量はサツマイモやゴボウよりも多いです。
水溶性の食物繊維は、体内で水分を吸収して膨らみ、腸の食品と混ざり合うことでゆっくり進み、消化吸収を緩めます。
不溶性の食物繊維は体内でほとんど変化せずに腸に達し、腸内の食品を取り込んで便の量を増やすことで便通をよくします。
このように、食物繊維でも水溶性食物繊維と不溶性食物繊維では働きが異なるため、どちらもバランスよく摂取することが大切になります。
もち麦は不足しがちな水溶性食物繊維が多く含まれているため、最近最も注目されている雑穀です。

精白米と比較したときの豊富な栄養素

その他

・ビタミンB1、ビタミンB6、ナイアシンを多く含む
・ポリフェノール(カテキン)


  • もちもちプチプチした食感と香り高い味わいが特徴です。
    噛めば噛むほど甘味が広がります。

一般的に麦ごはんは、「パラパラ」のイメージですが、もち麦は、もち種なので麦ごはんにすると「もっちり」炊けます。
サラダ、スープなどの具材の他、ハンバーグなどの具材に混ぜるとお肉が減ってもボリュームのある美味しくヘルシーなハンバーグが作れます。
カラダにもお財布にも優しいですね。