九州各地で活躍した歴史上の人物をご紹介!
今月のピックアップ・幕末史の奇跡、坂本龍馬(さかもとりょうま)
坂本龍馬のご紹介
今回取り上げるのは、幕末のヒーロー・坂本龍馬。歴史上の人物の中で、大きな志を持っている人物として人気が高く、多くのファンに愛されています。当時の坂本龍馬は今で言う政治家や実業家のような人物で。貿易会社と政治組織を組み合わせたような「海援隊」を作り上げたことで有名です。また、大政奉還の成立を目指し、薩長連合の斡旋を行った人物としても知られています。
幼少期と栄光への道
天保6年11月15日に、高知城下本丁筋で坂本家の二男として誕生した坂本龍馬。幼少期は、泣き虫で、寝小便もなかなか直らなかったと言われていますが、剣術を習い始めてからは心身ともに鍛えられていったのだそうです。江戸では、生涯の師匠となる人物・勝海舟と出会います。弟子となった龍馬は海舟の提案する「神戸海軍操練所」の設立に奔走。海舟の失脚後は、薩摩の西郷隆盛の庇護を受けて、長崎の亀山の地に海運業による貿易商社でありながら、同時に海軍技術を習得するという海軍要素を兼ね備えた「亀山社中」を設立しました。
奇跡の功績
龍馬がつくった「亀山社中」には、もうひとつ目的がありました。それは、対立していた二大雄藩、薩摩藩と長州藩に同盟を結ばせること。武器の購入斡旋などで近づけてゆき、ついに薩長同盟の締結を成功させたのです。その後、土佐藩付属の「海援隊」として改編。これによって幕府に対抗できうる巨大勢力が誕生したのです。一大勢力となったに薩長が、武力討幕に向けて着々と準備を進めている中、龍馬が考えていたのは「大政奉還」。政権を朝廷に返上することで、平和的に革命を行おうとしたのです。しかし、大政奉還がなされ、いよいよ新時代がはじまろうとしていた矢先の慶応3年11月15日、同志の中岡慎太郎と共に京都の「近江屋」にて暗殺され、33年の生涯を終えました。毎年この日には、高知市上町の龍馬の生家前で、全国から集まった龍馬ファンによって「誕生祭」が開かれているのだそう。永遠のヒーローとして、今でも多くの人々に愛されています。
日本初の新婚旅行を実現!
薩長同盟を成功させたことで、京都の寺田屋にて幕府の捕方に包囲されたときのこと。その危機を救ったのが寺田屋の「おりょう」でした。入浴中に偶然、外の異変に気づき、裸で駆け出して龍馬に報告。危機一髪で九死に一生を得たのです。この事件がきっかけとなり、龍馬はおりょうと結婚。西郷の仲介で鹿児島へ日本初の新婚旅行に出かけたと言われています。
出典元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』