古代米
(緑米)
イネ科イネ属
産地…西日本
※収穫数が少なく、具体的な県までは記載がされていない
特徴
古代米とは、稲の元となった原種の特徴を色濃く残した稲のことを言います。
栽培される稲の量は少ないですが、品種改良をされていない分、生命力が強いです。
また、古代米は大変栄養が豊富で、抗酸化力が高くタンパク質やミネラル、ビタミンが多く含まれているという特徴があります。
糠層に色素が含まれている黒米、赤米、緑米ともにもち種とうるち種があります。香り米も古代米の一種です。
緑米…緑色の色素はクロロフィルを含んでいます。古代米の中でも生産量が一番少なく、日本で出回っているものはもち種になります。
有色米はポリフェノールや栄養成分が糠層にあるため、完全に精米すると栄養素が減少し、白米と同じ見た目になってしまいます。
そのため、玄米のまま軽く精米して食べます。
昔から赤米のういろうや、黒米のおはぎなどで食べられています。
精白米と比較したときの豊富な栄養素
- 栄養素(100g中)
- エネルギー 350kcal
- 炭水化物 73.8g
- たんぱく質 6.8g
- 脂質 2.7g
- 水溶性食物繊維 0.7g
- 不溶性食物繊維 2.3g
味の特徴
過熱すると透明感が増す。