${shokufuku-2nd-menu}

古代米

(赤米)

イネ科イネ属

産地…東北

特徴

古代米とは、稲の元となった原種の特徴を色濃く残した稲のことを言います。
栽培される稲の量は少ないですが、品種改良をされていない分、生命力が強いです。
また、古代米は大変栄養が豊富で、抗酸化力が高くタンパク質やミネラル、ビタミンが多く含まれているという特徴があります。
糠層に色素が含まれている黒米、赤米、緑米ともにもち種とうるち種があります。香り米も古代米の一種です。

赤米…ポリフェノールの1種のタンニンを含みます。日本のお米のルーツになったといわれています。

有色米はポリフェノールや栄養成分が糠層にあるため、完全に精米すると栄養素が減少し、白米と同じ見た目になってしまいます。 そのため、玄米のまま軽く精米して食べます。
昔から赤米のういろうや、黒米のおはぎなどで食べられています。

精白米と比較したときの豊富な栄養素

  • 栄養素(100g中)
    1. エネルギー 350kcal
    2. 炭水化物 73.8g
    3. たんぱく質 6.8g
    4. 脂質 2.7g
    5. 水溶性食物繊維 0.7g
    6. 不溶性食物繊維 2.3g

味の特徴

混ぜて炊くとほんのりピンク色になる。タンニンが含まれているため若干苦みがある。

赤米-味の特徴チャート-

ブレンド監修 持田怜美先生の一言

持田怜美先生

一般的に赤米は黒米より馴染みの少ない雑穀だと思いますが、実は日本に最初稲作が伝来したのは赤米とされています。
また、お赤飯の起源は赤米を蒸したもので、赤色は魔除けの色として珍重されていたそうです。赤米ってお米のルーツなんですね。 お米と一緒に炊くと薄っすらオレンジ色に色づきます。黒米程は色づきませんが、お料理に合わせてお米に混ぜる分量を調整して食卓を楽しんでみて下さいね。