アマランサス
ヒユ科ヒユ属
産地…岩手県、秋田県、長野県
特徴
アマランサスの栽培は古くアンデス南部の山岳地帯で紀元前5000年~紀元前3000年に栽培され、トウモロコシやインゲン豆等に匹敵する重要作物でした。
成熟したアマランサスは艶やかな紅色の美しい花を咲かせるため日本では江戸時代に観賞用として栽培され、東北では食用としても少量栽培されてました。
見た目は白ごまのように見える種ですが、近年では「スーパーグレイン(驚異の穀物)」と呼ばれるほど他の雑穀に比べて栄養成分が優れていて「栄養の宝庫」とも言われています。
他の雑穀と違い、種皮が柔らかいので精白しないで全粒を食べることができるのが高い栄養価の一因でもあります。
また、独特な香りがあるのも特徴のひとつです。
精白米と比較したときの豊富な栄養素
- 栄養素(100g中)
- エネルギー 358kcal
- 炭水化物 64.9g
- たんぱく質 12.7g
- 脂質 6.0g
- 水溶性食物繊維 1.1g
- 不溶性食物繊維 6.3g
味の特徴
プチプチした食感で、独特の香りがあります。